のこ

コレットののこのレビュー・感想・評価

コレット(2018年製作の映画)
4.2
キーラ・ナイトレイと夫役ドミニク・ウェスト!
愛と憎しみの作家夫婦 二人共熱演で面白かったです😊
妻にゴーストライターをさせて夫だけ賞賛された「天才作家の妻 40年目の真実」を思い出しながら~

ブルゴーニュ生まれの田舎娘コレット(キーラ・ナイトレイ)は14歳上の都会の香りのする作家ウィリー(ドミニク・ウェスト)に夢中になり 彼を尊敬して結婚!
芸術家が集うサロンに入り浸るセレブな生活を楽しんでいた。しかし彼の浮気が途絶えることなく 経済的にも厳しくなり~
結婚して7年目 彼女がゴーストライターで書いた「クロディーヌ」シリーズがベストセラーになるが 彼女は認められず、女性が出版できない時代でもあったが~

彼は借金を返すために 彼女を雁字搦め、どんどん書けと命令し 鍵をかけて缶詰め状態に!
そこから彼への愛が憎しみに変わった彼女 失望のどん底に追い込められながらも 自分の作品に敬意をこめて書き続けた。
結果 ダメ夫だけど彼女を強くし才能を見出したウイリーはやっぱり良きパートナーだったのでは?と
ウイリーから解放されて コレットが選んだ同性愛~
それを題材に自由奔放な作品も手掛けたのもダメ夫のおかげで~^^
ココ・シャネルに愛され、オードリー・へプバーンを見出した、仏文学界で最も知られる女性作家シドニー=ガブリエル・コレット。
常識に囚われず生きたコレットの波瀾と情熱に満ちた半生
なかなか面白かったです。劇場でご覧ください。
のこ

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