元禄忠臣蔵 前篇の作品情報・感想・評価・動画配信

『元禄忠臣蔵 前篇』に投稿された感想・評価

LIBRO

LIBROの感想・評価

3.0

松の廊下を原寸大で再現したりと、時代考証や衣装は見応えがあるが、面白さは微妙
戦時中にも関わらず、人と金のかけ方が半端ない。赤穂浪士を褒めて、武士道や義理、忠義を凄く強く押し出した、多くの忠臣蔵作品…

>>続きを読む
milk

milkの感想・評価

3.6
ロングショットが印象的!制作費用のかかり方とか構図とか色々いいとこあるけど眠くなるっ

巨大な松の廊下での浅野内匠頭嵐芳三郎が吉良上野介三桝豊に殺傷事件を引き起こす場面が没頭からあり、ワンシーンワンカットの妙技で時間が大河の様に流れる豪華な絵巻物を堪能した印象で、真山青果の新解釈忠臣蔵…

>>続きを読む

河原崎長十郎(大石内藏助/城代家老)
中村翫右衛門(富森助右ヱ門/馬廻)
河原崎國太郎(磯貝十郎左ヱ門/物頭並)
嵐 芳三郎(浅野内匠頭/赤穂城主)
坂東調右衛門(原惣右ヱ門/足軽頭)
助高屋助藏(…

>>続きを読む
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0

〖1940年代映画:歌舞伎実写映画化:時代劇:松竹〗
1941年製作で、青山青果の新歌舞伎派の演目を実写映画化の時代劇の前編らしい⁉️
派手さは無いけれども丁寧に描かれてると感じた作品でした。

2…

>>続きを読む
mam

mamの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

莫大な製作費が投入され、これセットなの...と驚くばかりの壮観で豪華なつくり。(松の廊下とか原寸大です...)

情報局国民映画参加作品のクレジットや冒頭の"護れ 興亜の兵の家"など国策映画の一環な…

>>続きを読む

溝口健二監督『元禄忠臣蔵 前篇』(1941)

「忠臣蔵」の"記録"。

籠城か討ち入りか。

ただ姿勢をただして、こたえを静かに待つ。

"Records" of "Chushingura".

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

(前編、後編総合)忠臣蔵を溝口健二が描くとこうなる。多分、他の監督、例えば黒澤明が監督すれば全く違った映像表現になるのは必定。戦い描く事の不得手な溝口、女を描く事の不得手な黒澤。情報局提携の戦時作品…

>>続きを読む
324

324の感想・評価

4.3
屋内外へ大移動するカメラ。会話が空間的にどう続くのかがサスペンス。抜群の構図、静かな会話と沈黙の心地よさ。底抜けに楽しそうな預かり中の唄や宴会、エピローグ的な十郎左衛門の恋が良い。総じて確かに地味。
youtubeでたまたま見た。すごいなあ、と単純に。美術とか戦争中にこんな美しく作れるもの?記録ですね。新藤兼人が美術で参加。

あなたにおすすめの記事