サナダ

ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男のサナダのレビュー・感想・評価

2.0
オペラ座がこれまで組織として目指してきた方向と、ミルピエが目指す方向があまりにも違ったんだろうな。多様性を尊重し、ケアを重要視する姿勢、ダンサーを気遣う様子は好感が持てた一方で、(クリエイティブな現場ではよくあることなのかもしれないけれど)彼のカツカツなスケジュールや周囲(大道具・衣裳)との雑な連携は上に立つ者としてどうなのだろう…と思った。デュポンがダンサーを励ます姿はさすが!と思ったし、デフィレを少し見られたのは良かった。
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