作戦の先にあるのは...
キリアン・マーフィ主演なので観たかった作品です!
史実を基に、ヒトラー、ヒムラーに次ぐ、ナチス第3の男ラインハルト・ハイドリヒ暗殺作戦が描かれています。
第二次世界大戦下。ナチス高官であるハイドリヒは、"金髪の野獣"と恐れられていました。ヨゼフやヤンら7人の暗殺部隊は、彼の暗殺を企てたイギリス政府とチェコスロバキア亡命政府の指示を受け、チェコ領内に潜入します。現地のレジスタンスの協力を得て襲撃計画は実行されますが、ナチスは壮絶な報復に乗り出します...
秀作!!!戦争サスペンスものとして完成度の高い映画でした。
戦争の理不尽さに憤りを感じ、「戦う意味とは?」「正義とは?」と考えさせられました。何て戦争は残酷なんだ...罪のない多くの人々の命をも奪ってしまうのだから。全編を通して伝わってくる緊迫感が凄かったです、、、思わず目を覆いたくなる残虐なシーンもありました。特に終盤の銃撃戦には手に汗握り、見応えがありました!ナチスに追い詰められた絶望的な状況の中、決して屈しないヨゼフたちに心を打たれたのと同時に切なくなりました。キリアン・マーフィ演じるヨゼフのあの表情が忘れられません、、、キリアンの素晴らしい演技に注目です!
観終わったあとズシリと重くなったけれど、一見の価値はあります!
国のため、自由のため、市民のために戦った男たちの勇姿を是非チェックしてみて下さい。