このレビューはネタバレを含みます
ルカ・グァダニーノ『ボーンズ・アンド・オール』に備えて、カニバリズム映画というものを初鑑賞した。初めてのカニバリズム映画ということもあってか、何度か吐きそうになったものの、映画自体は面白かった。
ジュリア・デュクルノーの作品では次作である『TITANE』を先に観ていたたのだが、本作には交通事故、掻きむしり、シーツなどのいくつか共通するモチーフが散見され、彼女のシグネチャーを掴めたような気がした。また、『TITANE』でも感じたが、とにかく彼女の作品は観たことのないイメージで溢れているので刺激的だった。