ヘラルドスクエア

RAW〜少女のめざめ〜のヘラルドスクエアのレビュー・感想・評価

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
2.7
ホラーではありません、念のため。
ゾンビ映画の変形。
そうは言ってもゾンビよりも生身の人間なだけに肌感覚はずっとリアルです。
歯型一つとっても痛々しい。
情緒に訴える不快感は女性監督ならではなのかなと思います。
姉妹のキャットファイトなど、変態的に楽しめます。

最後に無理矢理オチは要らないですね。
映画として初めからそういう作りになっていないのは了解していましたから。
おしくもオチが作品の世界観を小さくしてしまいましたね。B級感…。
各自色々思うところがありながら、そのままエンディングの方が広がりがあってよかったのでは。