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RAW〜少女のめざめ〜のAKのネタバレレビュー・内容・結末

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

人間の成長過程における、不安や違和感を撮りたかったらしい

その捉え方、映画への落とし込み方が独特

確かにそう聞くと、女医の人とのシーンや、姉、家族との関係性、ルームメイトとの接し方、周りに対してどう思われているのか、性に対して

いろんなところで成長段階で多感になり得るところを描いていた

コメディ的な部分もあり、ドラマな部分、ホラーな部分混ざっていた

目覚めた瞬間の鋭い目つき、カット、言葉はいらない
言葉なしで全て意図、心情が理解できる

ルームメイトがバスケットしているところ、鼻血が出るところ
演出が凄いなと思った

血の赤色とか、作品の中で、色が映えるシーンが多かった

姉強し
姉妹愛
どうしていくのか、人間の味を得るためには交通事故を引き起こす、そのための方法を教える

実生活でも姉から学ぶことは多い

殺される、食べられることすら受け入れる愛情
歪んでいるけど、究極の愛情とも捉えれる

母親からの遺伝子、親からもらう遺伝はカニバリズムだけに限らずあり得てる事やもんな
たまたまカニバリズムやっただけで

それにしてもカニバリズムほんまにやばいなと思った

ラストの父親の、解決法を見つけて欲しいは各々実生活の中でもあり得ることで、自分にもあり得てること
自分でどうしていくか解決法見つけていかなければ行けない

その点も踏まえると、家族の物語でもあるし、成長段階で色んな人と接していく中で教えてもらったり支えてもらったり、不安や葛藤を抱いたり、愛情を知ったり、実生活で経験していくであろう物語にもなっていると思った

指食べて、カレーの味がしたってところ笑った

面白かった
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