短評
人気コミックの実写映画化第一弾。
原作者お墨付きの窪田正孝が主演というのもあり、金木役にはしっかりハマっていた。
また、出家してしまった清水富美加によるトーカもそれまでのTHE 大和撫子な女の子とは異なる冷たい女子が新鮮。
しかし、キャスティングについては、エセローランドな大泉洋はミスキャスト。
また、売りとしていたバトルアクションも控え目かつCGの限界を感じる仕上がりに唖然。1人モンハンから出てきた人物がいたのもご愛嬌。原作未読の身だと、金木は何故グールになれたのか、コーヒーは飲める理由なども説明がないので消化不良感が否めない。
音楽の使い方も特にクライマックスは酷く、ここぞというタイミングで大味な大音量、しかし場面が切り替わればぶつ切りというキレの悪さ。
続編は松田翔太が良さげなので期待したい。