ヨガにまつわるドキュメンタリー映画。今年は「永遠のヨギー」に続いて2作目。
ヨガ初心者の監督が、インドで近代ヨガの父と呼ばれる人の弟子や息子、娘たちにインタビューをしながら、自身もヨガのアーサナ(ポーズ)に挑戦し、ヨガから得られるものを掴んでいく。
「聖なる呼吸」というタイトルのように、ヨガにおける呼吸の重要性が繰り返し、伝えられる。呼吸にフォーカスしないヨガはエクササイズだと。
私は趣味でヨガを始めてから5年以上経つが、へたっぴーの
ままである。でも、肩こりや首こりが軽減されるし、気持ち
がすっきりとし、何とも言えない解放感を味わえるのが好きだ。それと思考がクリアになる感覚がいい。
でも、その鍵となる呼吸を忘れてしまう時がままある。
すると、やはり深いリラックスと終わった後の解放感が
減ってしまう。
この前、神宮球場のナイトヨガに行ったが、球場内の芝生で
めちゃめちゃ気持ちよかった。普段入る機会がない球場で
スタンドからライトが照らされているのだが、最後のシャバーサナ(仰向けで目をつぶる)の時、ライトが消え、夜空の星
が満天に広がる。だから綺麗で目つぶらなかった(笑)超、気持ちイイ。お薦め。
映画に話を戻すと、ヨガをしている私には非常にわかりやすく、ヨガの魅力がわかるドキュメンタリーだったが、ヨガをしていない方がどう感じるだろうか。単調な説明映画と感じたり、異質な世界に思うかもしれない。
でも、今、日本でも女性を中心にヨガが広がっていっているが、どうして多くの人を魅了するのか、その欠片を感じることができるかもしれない。南インドの美しい景色を眺めながら。
映画薦めているのか、ヨガ薦めているのか、わからなくなってきたが、どちらも私にとっては人生を楽しくする趣味。
先程「ビフォア・ミッドナイト」のレビューを投稿したけど、ジュリー・デルピー扮するセリーヌに会ったら、ヨガ薦めたいな。あそこまで爆発しなかったはず(笑)
ってことで、寝る前に、ヨガでもしようっと。