アリバイ

浮雲のアリバイのレビュー・感想・評価

浮雲(1955年製作の映画)
3.6
戦中・戦後の世の中を、腐れ縁を離さず強く悲しく生きる女の姿。
やさぐれの中にも哀愁感じる高峰秀子と、女を引き寄せ不幸にしてしまう色気を持つ森雅之が印象に残る。
二人にはずっと死の影が漂うが、それが静かだけど激しい慕情をいっそう際立たせている。
異国感あふれる(?)BGMが謎。
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