パーコーメン

キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲームのパーコーメンのレビュー・感想・評価

1.0
ロシア・モスクワの近未来を舞台にしたホントに人が死ぬ人狼ゲームのリアリティショー映画。
ここでいう人狼はマフィアと称され、ルールは人狼ゲームの基本と同じ、莫大な賞金額を手にする為選ばれし挑戦者たちの命をかけた殺戮ショー。
開始からは説明の嵐、進行のナレーションはリアルにつまらない。挑戦者たちの紹介はストーリーが中盤になっても終わらない、死ぬと決まってからその人の紹介をされても感情移入が追いつかない。
死ぬ時にその人が恐れてるものをバーチャルで観るのがこの映画の特徴だがその長ったらしいシーンと引き換えに人狼ゲームの醍醐味である話し合いは終盤までほぼ無く、マフィアの選出は直感方式という脳筋さ。
番組のウラ話とか萎えるし、終わり方も無理矢理だし無駄に金掛けたCGやシチュエーションのセットがB級感を後押しする。
人狼ゲームが好きな人は勿論、した事がない人でも共感を得られない映画。
久々に人に勧めれない駄作です。