このレビューはネタバレを含みます
filmarksさん、早速リクエストに応えてくださり、ありがとうございます。
なんでこのジャケット女の子が映ってるんだろう。女の子の存在感ほとんどありません。
恋愛映画って思って観ると違うなー。
青春映画です。とっても綺麗なノーマンが半身不随のお父さんの面倒をみて、お母さんは家を出てて、家族が幸せだった頃の昔の自分の家に越してきたお金持ちくんと友達になります。ノーマンはとっても素直。屈折もしてるんだけど、基本的にすごくいい子。不良の友達とつるんでるんだけど、お金持ちくんとも仲良しになります。
お金持ちくんはお金持ちくんで、お父さんが水泳のコーチをしてて、家でも大学でもその筋肉自慢のお父さんと一緒で疲れてます。
大学に行きたくても経済的な事情で行けないノーマンとせっかく大学に行ってるのに全く満足していないお金持ちくん。
二人の蒼さが破滅へと向かいます。
とはいえ、ノーマンは良識が捨てられない。
お金持ちくんは自分がゲイであること、ノーマンのことを好き(だと思う)だということ、パワハラ親父との確執、もう全てを捨てたい。きっとノーマン一緒にどこまでも落ちていきたかったんだと。
綺麗なノーマンが観られればいっか・・・ぐらいの気持ちで観はじめたんだけど、なかなかいい映画でした。ストーリーはよくある話。丁寧に作られてるところがよかったです。ノーマンの演技もいい。
ただ、お父さんのベットに一緒に寝たシーンの意味がよくわからなかったなー。