有ると便利くん

バッド・ブレインズ/バンド・イン・DCの有ると便利くんのレビュー・感想・評価

3.4
bad brainsという唯一無二の存在について。途中までとにかくカッコいい。

しかし、
HRがラスタファリアンになってから、完全に怒りの感情が削げ落ちてしまい、もうbad brainsの音楽は彼には必要無いのが見ていて十二分に伝わる。

そもそも音楽を作るという意思も希薄であり、彼自身はガンジャに浸っていればそれで良いとしかきっと思っていないのだと思う。

あえていうならば
BIG BOYSとの論争のシーンは見もの。

ライブ活動を再開させて、またシーンに返り咲いて活動を続けるのならばやはりプロフェッショナルなメンバーを建てるべきである。

そしてHRに強引にでも引退を告げるべきである。

いくら地元の仲間、メンバーに兄弟が居ると言えども、bad brainsのファンは自己対峙(I against I)な彼らを尊重している訳で、マーヴェリック以降のbbの方が断然ヤバいと支持するファンは、どう考えても少ないはず。

牙の鋭さなら、3代目Vo. イスラエル・ジョセフの参加するFIREBURNの方が断然初期bad brains正統継承者なので、そちらを聴いて熱くなりましょう。

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バンドは水物。