"言葉で君をここに連れ戻す"
と詩人アレクサンドレ。
人生最後の一日。今まで過ごした日常との決別の一日に、アルバニア難民の少年との思いがけない出会い。
過去を回想し、現在と折り合いをつけながら続…
テオ・アンゲロプロス作品。まだ全作品観てないので確定ではないんですが、おそらくアンゲロプロスの中では本作が一番好きだと思います。美しい海辺、川、空、廃墟などの映像は毎回素晴らしくて、それに加えて本作…
>>続きを読む最後の日と覚悟して過ごす一日。
過去と現実が交差して展開していくのですが、過去はイメージに着色された美しい記憶となり眼の前に現れ、死の孤独を癒してくれます。
とても暖かく美しい映画でした。
人間の最…
死を目前にした老人の最後の一日。
家族を訪ね、子供と出会い、海辺の家で過ごした美しくて儚い思い出の中で微睡むように過去を思い出す。
形は違えどみんな最期はそんな感じなのかもね。
あと、地味に気づかな…
重篤な病いを抱える年老いた詩人アレクサンドロスが少年時代、亡き妻との想い出の日々を旅する。そして現在では偶然知り合ったアルバニアからの亡命少年の移送を手助けする。『こうのとり、たちすさんで』で電柱に…
>>続きを読む第51回カンヌ国際映画祭パルムドール。
テオ・アンゲロプロス監督作。
ギリシャの港町が舞台。老齢の詩人アレクサンドロス(ブルーノ・ガンツ)は重病により死を覚悟している。明日病院へ行こうと決めたアレ…
良いけど、その良さをまだ理解しきってはいない。
車道で子供たちを追いかける警官たちの図とかとても良かった。
「馥郁たる」なんて言葉初めて聞いた
真夜中のバスの彷徨が好き。時空が歪み、起こり得ないこと…
【第51回カンヌ映画祭 パルムドール】
テオ・アンゲロプロスの晩年の代表作。死を覚悟した老人が難民の少年と出会う、とだけ取り出すとよくある話なんだけど、時間を超越して生とは何か、時間とは何かを語りか…