永遠と一日に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 3ページ目

「永遠と一日」に投稿された感想・評価

いつも渋いブルーノ・ガンツがこんなに優しく笑っている映画は初めてだった。

「旅芸人の記録」は過去と現在の繰り返す過ちを円環構成にしていた。
今作では死期迫る老人と少年による繰り返す生と死の円環を感…

>>続きを読む
iszka

iszkaの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

リーフレットより

「あくまでもアレクサンドレは現実の人であって、過去を呼び出してもそこに浸り込む事はできない。過去の夏の日に現れる彼は黒いコートをまとった白髪まじりの老人のままで、当時の若者の姿に…

>>続きを読む
ネムル

ネムルの感想・評価

5.0

久々に見返す。アンゲロプロスのどや感が薄くて、一番好き(未見作もぼちぼちあるが)。
幽明の境をふらふら彷徨するような雰囲気や死出の旅路、難民など現代史の重さが背景にありながらも、海の向こう(の言葉)…

>>続きを読む
一つのカットの中でいろんな時空が同時に存在することができる映画はすごい
Shaw

Shawの感想・評価

4.6

思うことが多すぎて考えが全然まとまっていないけど、「人生は美しい」と言うにはこの映画が最高の方法だと思う。

記憶も現実も幻想も場所も時も全てが柔らかに混じり合っていく、確かに自分好みな映画。初テオ…

>>続きを読む

死を前にした詩人が永遠に近づいた日

現実と記憶が交錯し、詩人アレクサンドロスは旅立ちの前に言葉を探します。アルバニア難民の少年から知らない言葉を買って。

テオ・アンゲロプロスの現代劇は初めて。な…

>>続きを読む
tk

tkの感想・評価

5.0
Blu-rayを入手したので視聴。
郷愁と孤独の権化。全ての映像が美しくて儚い。
エレニカラインドルーの劇伴は映画音楽でもトップクラスに好き。

死が間近のおじいさんの最期の1日。

幻想的でとても美しい映画だった。同監督『霧の中の風景』で衝撃を受けたカメラワークも再び。

死を悟ったおじいさんと少年の、夢と現実の入り混じった儚い旅に胸を打た…

>>続きを読む
ぱねぇ

ぱねぇの感想・評価

4.8

例えば人生最後の日が来たら僕は何を考え、誰とその瞬間を迎えるだろうか。
ある詩人は戻れないかつての輝かしい日々に思いを馳せ、明日の見えない生活をする孤児と流れる時に身を任せる。
家族、愛犬、そして思…

>>続きを読む
sai

saiの感想・評価

4.5

“私は何一つ完成していない あれもこれも下書き… 言葉を散らかしただけだ”

数年前、知人から絶対好きだと思うよとお勧めされた作品だったのですが、サブスクにも近くのレンタル屋にもなく、購入しようにも…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事