あろは

永遠と一日のあろはのレビュー・感想・評価

永遠と一日(1998年製作の映画)
4.0
"言葉で君をここに連れ戻す"
と詩人アレクサンドレ。

人生最後の一日。今まで過ごした日常との決別の一日に、アルバニア難民の少年との思いがけない出会い。

過去を回想し、現在と折り合いをつけながら続く、人生最後の一日の旅。少年の未来と共に、アレクサンドレはある。

生の一部である死に向かって、詩的に情緒的に投げかけられる言葉と映像に、理性と感性が吸い込まれる。

言葉は世界と対話できる唯一の道具であり、武器である。

製作費不明
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