このレビューはネタバレを含みます
リーフレットより
「あくまでもアレクサンドレは現実の人であって、過去を呼び出してもそこに浸り込む事はできない。過去の夏の日に現れる彼は黒いコートをまとった白髪まじりの老人のままで、当時の若者の姿に戻る事はないのである。」
「二人をいっしょに居させる共通の感情は恐怖である。アレクサンドレにとっては死ぬさが、少年にとっては未来が恐ろしい。そして二人とも差し当たっては孤独が恐ろしい」
「この一日は永遠に繋がる一日だ。
そして、永遠とは救済にほかならぬ。
救済は愛と知性によって達成される。」