ゆうゆ

永遠と一日のゆうゆのレビュー・感想・評価

永遠と一日(1998年製作の映画)
4.0

現実と過去の記憶が入り交じり靄の向こう 黄泉のぎりぎり手前の深淵を触れそうに彷徨う独特の浮遊感。ひとつひとつの場面と余白がアートのように衝撃的で印象深く 零れて手に受けとる言葉の引力と余韻に導かれる。バスでの群像劇にも似た人生を振り返るようなシーンはたまらなくて 訳もなく落涙、美しい音楽にも心奪われます。キスシーンも美しかった。
ブルーノガンツの着こなすくたびれたコート姿、男の子に向ける憂いを含んだ微笑みがほんとに素敵








リスペクトしてるインスタのフォロイーさんがこの作品が好きだと珍しくコメントをくれてさらに感度が上がった気がします。
その方がおすすめしてくれた「霧の中の風景」もいつか観たい!
ゆうゆ

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