"砂浜でお手玉遊びをする子供 それが時だってさ"
"言葉で君をここに呼び戻す"
忘れたくない言葉と情景が詰まっていた
でもEleni Karaindrouの音楽でいつでも呼び戻せる
冷たい霧が立ち罩め、窓を開け放した寝室をじっとりと濡らす。波の音は揺り籠をそっと揺らす子守唄のように柔らかく、穏やかに囁いている。
窓外から、しとしと、という音が微かに聴こえてくる。曙の空はどうやら…
この映画は詩であり、別れと出会いであり、つまりは人生の一部である。
「そのとき、すべての時が止まる」
「時って?」
「砂浜でお手玉遊びをする子ども。それが時だってさ」
や、
「明日の時の長さは?」
…
観賞後は特典にあるテオ監督の対談も必見ですね。フランス語で話してて笑ったw
ソルボンヌを出てるんですもんね。
詩的な言語表現と映像表現で綴られる…
『永遠と一日』
二度と三度と現れるフェンスの…
詩の映画。
セリフもほとんど詩であるんですよ。
全く飽きない画面と見事な長回し。
常に動き続ける人、車、自転車。
見るべき時に観たと言っても良い。偶然性も感じました。
孤独な詩人は、孤独な子どもと出…
旅立ちを控えた老人と車の窓拭き少年のロードムービー。
主人公である老人が詩人というのもあって、全体的に言葉が美しい作品である。
特に亡き妻が書いた手紙は、繊細な文章から愛が滲むようで素敵だったなあ.…
作品を通して、死を目前にした老人の魂の迷い、彷徨いのようなものが感じられる。過去にあったもの、それらが失われ変化した現在、時の流れが老人を通して1日に凝縮する。詩的回想と風景の移り変わり、甘美な音楽…
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