たかすぎ

傀儡のたかすぎのネタバレレビュー・内容・結末

傀儡(2017年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

傀儡(くぐつ)って何ですか?
操り人形って意味ね

ぴあフィルムフェスティバルという映画祭に入選した自主制作の村ミステリー🎥
壮大なダムの風景とBGMのピアノ曲が大作そうな雰囲気を醸し出してきてて良きなOP
いい感じの薄暗さとカメラワーク

「人間の見ているものなんて 錯覚だよ」
これに尽きた
バラバラなパズルを試行錯誤してはめ込んでく様な混沌強めミステリーが面白い
2009年「シャッターアイランド」系

12年ぶりに村へ戻ったら驚愕の暮らししてた未解決事件の遺族達…
「驚いた 里帰りね?」
殺された元カノの一家は穏やかで優しい

いまだに自分は泣いてしまうのに、どうして…どうして…あんた等はアイツと暮らしてるんだ?展開にビックリ
だって、当時の事件容疑者と暮らしてたー❗😳

取材目的で帰省した藤真(ふじま)がずっと返したいもの

被害者の母親が容疑者の志田をかばう理由何だろな…
志田との握手ギリギリ🤝

「握った相手の体温を感じるか?
痛みはどうだ 痛いか?
人間は…これくらいしか判別出来ない
それ以外は 錯覚だ
事件の事を知った気になるな」

志田が濡れ衣だと言うなら犯人は…別にいるって事だよね

いくらなんでも不法侵入ええんかお前😦

個人情報は言わぬ村医者
志田をかばう村人達の非協力ぶり
「志田の家に彼女の本がありました」
「同情すっけど、あれは事故たい」

村を出ると見えなくなる話は伏線かな?
明らか真相知ってそうな母親の意味深なつぶやき

えっと…アカペラ音痴?w
志田が住人になった頃の過去回想
右手指があんなに欠損してる理由何だろな…

「殺してもよかと思っとる」
志田と藤真の静かな対峙の翌朝
それで朝食に居なかったんだ先生…😨

「藤真さんは、自分を失う時はあると?」

授業中に回される手紙から始まる過去回想
少女に何が起きたのか…
志田は何から守ろうとしたのか?

志田の死で半狂乱の母親の傍らで不穏なやりとり
「藤真さんに先生の代わりは務まらんとです
先生は、ずっとこの家ば守っとった
藤真さんでは代わりにならんと」
元カノの妹に直球で追い返されるとこ🫠

「先生がおらんとおかしかでしょ❗」
あの朝食シーンが何度もループしててビミョーに同席メンバーも変わってる理由…
死んだはずの志田がふっと現れたりする辺りで、おかしいのはお前だなって確定される
そもそも、本当に記者なのかも疑わしくなってきた🤤
どっからが妄想なのか?

村の外に繋がるものは村に無い☎
キャパオーバーしたら、握手のぬくもりで自分を保て❗系

この本棚確認するのも2周目よね?っていうメンタル不穏な藤真ターン◎思い出せ真実を

どうして俺は庭で全裸なのか…?😨
「動かないで」
どうしてタライの氷水に立たされるのか?
「耐える表情、やってみて
もっと、耐えて」
それはいつの記憶なのか?

不法侵入で割った窓ガラスの跡を見ても、もう誰が割ったのか思い出せないんだね

悲しみを感じられない少年の話
だから痛みで感じようとしてたのね😨
しかし、指の本数欲張り過ぎたろ不便やろ…ヤクザ屋さんでも一本やぞw
唐突のゴアシーンに、ご注意⚠️

「サエコを愛していたなら償いをしろ」
志田に言われたのは、誰

本を貸してくれたのはサエコだった
藤真という哀しい怪物の話

「何も知らないまま村を出るな‼️」
志田に怒鳴られる理由

バラバラの伏線が回収されて真相に繋がっていく過程のジワジワさ、良き
「お前、何か知っとっとか」

過ち一つ、過ち二つ、どんどん積み重なっていくと…おおごと😦
「何しよん お前、何しよん」

あの日すれ違った軽トラ
これは事故だよなぁ…哀しい事故

痛みと体温、だいじだね🥲
負の連鎖起きてたなぁ…どれか一つでも対応を違えてたら防げたかもしれないのにね

ところでタイトルになる傀儡、操り人形の意味がどれに掛かってるのか判らない…
藤真の事でいいのかな?
でも別に誰かに操られてるわけじゃないよね、藤真にしろ志田にしろ単独で壊れてるだけで
んん?🤔w

あと、突然出没してくる父親が…えっ、誰?ってなりやすいw
重要人物だのにずーーーーっと存在感ゼロなせいで唐突過ぎて単純にびっくりする

事件の発端自体はおもんないので、そんな事で衝動で転落死させられたのが不憫だった
たかすぎ

たかすぎ