2015/5/23鑑賞。
「エレニの帰郷」ぶりの2作目のテオ・アンゲロプロス。
この監督の中では割と見やすい方だったらしいけどやっぱり難しい。
言葉を買う老詩人と不法入国の子供、引いては寄って、…
同じカットの中での時制スキップとかアンゲロプロス得意の反則技は少なくなった。
一応時制が飛ぶ時はカットを割ってくれるもんね。
プロットの基本線は老人と子どもの交流だし、ストーリーも比較的分かりやすい…
難しかった。ザ・イタリアン・ムービーって感じ。過去にとらわれ救いを求めてどろどろの人生を生きていく男が、少年との邂逅を通してとらわれのから徐々に解放されていく。ラストのバルコニーから一気に階下に落ち…
>>続きを読む今まで観た映画の中で1番理解に苦しんだ。
パルムドール作品ということで鑑賞しましたが、キューブリックをも超える難解さに、全く対応できませんでした。
悔しいけど、これが自分の実力だと認めるしかない。
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詩人の最後の一日を軸に、彼の思い出と新たな出会いが交じっている、ある意味ではとても希望に満ちた作品。バイオリンの演奏の映像は相変わらず音と合ってない(というか弓が浮いてるのに音が鳴る)のが気になる。…
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