最後の日と覚悟して過ごす一日。
過去と現実が交差して展開していくのですが、過去はイメージに着色された美しい記憶となり眼の前に現れ、死の孤独を癒してくれます。
とても暖かく美しい映画でした。
人間の最…
死を前にした詩人が永遠に近づいた日
現実と記憶が交錯し、詩人アレクサンドロスは旅立ちの前に言葉を探します。アルバニア難民の少年から知らない言葉を買って。
テオ・アンゲロプロスの現代劇は初めて。な…
2022 5 19
観たいリストにあるし、スクリーンで観れるというお得なタイミングが合ったので観てみるか〜くらいだったのに…
物凄く良かった。
定期的に観たくなる。
歳とった時に観たら感じ方が全然…
死が間近のおじいさんの最期の1日。
幻想的でとても美しい映画だった。同監督『霧の中の風景』で衝撃を受けたカメラワークも再び。
死を悟ったおじいさんと少年の、夢と現実の入り混じった儚い旅に胸を打た…
有名な小説家兼詩人である池澤夏樹(草の花などで有名な福永武彦の息子)が翻訳したらしく、その時点でこれは上質な作品であることを間違いなし。(ちなみに池澤夏樹も福永武彦も言葉が美しくて大好きな作家)
正…
死を目前にした老人の最後の一日。
家族を訪ね、子供と出会い、海辺の家で過ごした美しくて儚い思い出の中で微睡むように過去を思い出す。
形は違えどみんな最期はそんな感じなのかもね。
あと、地味に気づかな…
例えば人生最後の日が来たら僕は何を考え、誰とその瞬間を迎えるだろうか。
ある詩人は戻れないかつての輝かしい日々に思いを馳せ、明日の見えない生活をする孤児と流れる時に身を任せる。
家族、愛犬、そして思…
重篤な病いを抱える年老いた詩人アレクサンドロスが少年時代、亡き妻との想い出の日々を旅する。そして現在では偶然知り合ったアルバニアからの亡命少年の移送を手助けする。『こうのとり、たちすさんで』で電柱に…
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