はじめに
この映画と出会ってから、はや25年。ようやくアンゲロプロスのいわんとしたことがわかってきたような気がする、そんな映画。
今日は、主演が『ベルリン・天使の詩』のブルーノ・ガンツである…
なかなか素晴らしい映像だった。そして、主人公アレクサンドロス(ブルーノ・ガンツ)の心象風景がやりきれない現実を潤していくように思った。
過去の妻アンナ(イザベル・ルノー)と母への思慕と、アルバ…
224.
年々良さが分かっていきついにカンストした。これはオールタイムベストだ。映画好きはもっとテオ・アンゲロプロス作品を見てくれ。
タルコフスキーとかビクトル・エリセの作品を見る時の感覚に近い。…
言葉を買うという発想が面白かった。人が歩いてくるようなシーンで想像以上に人が多いのがなぜか良いと思った。現実のシーンから過去のシーンへの移り変わりが凄く良かった。言葉の力というものについて考えさせら…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます