【第51回カンヌ映画祭 パルムドール】
テオ・アンゲロプロスの晩年の代表作。死を覚悟した老人が難民の少年と出会う、とだけ取り出すとよくある話なんだけど、時間を超越して生とは何か、時間とは何かを語りか…
224.
年々良さが分かっていきついにカンストした。これはオールタイムベストだ。映画好きはもっとテオ・アンゲロプロス作品を見てくれ。
タルコフスキーとかビクトル・エリセの作品を見る時の感覚に近い。…
言葉を買うという発想が面白かった。人が歩いてくるようなシーンで想像以上に人が多いのがなぜか良いと思った。現実のシーンから過去のシーンへの移り変わりが凄く良かった。言葉の力というものについて考えさせら…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
はじめに
この映画と出会ってから、はや25年。ようやくアンゲロプロスのいわんとしたことがわかってきたような気がする、そんな映画。
今日は、主演が『ベルリン・天使の詩』のブルーノ・ガンツである…