おけい

白い闇の女のおけいのレビュー・感想・評価

白い闇の女(2016年製作の映画)
3.3
エイドリアンブロディを見たくてまあ、B級なのを承知で観ました。

新聞記者ポーター(エイドリアンブロディ)は警察でも探せなかった女の子を発見したとかで世間の注目を集めた有名な記者。

そんなポーターに、死んだ映画監督の妻キャロラインがあるものを探して欲しいと近づいてくる。

男を惑わし運命を狂わせる謎の女という設定のファムファタールものですがキャロライン役のイヴォンヌストラホフスキー(言いにくい🥺)が残念ながらキャスティングミスに感じます。

文句なく美人さんでスタイルはいいですが健康的すぎるのよ。笑顔がはつらつ過ぎる。陰も無ければ、変態チックな色気もない。死んだ映画監督サイモン役のキャンベルスコットの変態ぶりの方が冴えてて完全に喰われてる。

そこさえクリアできれば、『氷の微笑』のようなそこそこの変態映画に仕上がっただろうにな。惜しいな。

キャンベルスコットは、先日観た『チェンジリング』のジョージCスコットの息子なんですね。観た後キャンベルスコットについて調べてたら知りました。

エイドリアンブロディの大好きな垂れ下がった眉と眉間のシワは健在。
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