ずけし67

美乳大作戦メスパイのずけし67のレビュー・感想・評価

美乳大作戦メスパイ(1997年製作の映画)
2.6
おっぱいがいっぱいなエロおバカ映画を観るつもりが、全然エロくないしおっぱいもチョロっとしか出てこないただのおバカ作品でした。


女子陸上のヒロインが交通事故で瀕死の重傷を負うも、とある天才科学者に牛の遺伝子を注入されて復活。
興奮するとホルスタイン並みの超巨乳になる体に改造されたヒロインは、やがて世界の平和を守る秘密組織メスパイとなり、世界征服を企む悪の組織と戦うのだった。


とにかくまあユルさとくだらなさが何ともシュールなナンセンスSFコメディで、画面の引き伸ばしでおっぱいがビヨ〜ンと巨大化したように見せる特撮?(もはやCGとは言えない)には本当に頭を抱えたくなるショボさで笑うに笑えないというね。

更に、もしかしてこのまま誰も脱がずに終わるのか?と一抹の不安に駆られるも、一応おっぱい要員は用意されていて、敵の裏メスパイのメンバー3人だけが常にトップレスなのですが(ちなみに3人の名前はバン、ボン、ボボン、です…)、でもそれ以外はヒロインをはじめ誰も脱がないというね。
このタイトルでおっぱい6個は少ないでしょうに。
タイトルにまんまと騙されてしまいました。。くそぅ。。

そして悪と戦うヒロインが、なぜか芸能事務所からスカウトされて『ドキがムネムネ』なる楽曲で歌手デビューする意味不展開を見せる中、昭和のアイドル風のこの劇中歌をフルコーラス歌った挙げ句(3番くらいまであって少なくとも5分は歌っていたと思われ)、まさかのEDもこの歌で締めくくる始末で、なんとか途中リタイアせずに完走したのに、おかげで『ドキがムネムネ』が耳について離れない事態に陥ってしまい最悪な余韻に浸るハメになったというね。
完全に選択をミスったクソ作品でありました。
ずけし67

ずけし67