一言では【誰が正義なのか】と感じる作品。
戦火の長引くイラクで、従軍記者のマイケルが撮影したドキュメンタリー
初めは従軍記者として、米海兵隊と行動を共にし、その後は数ヶ月をかけてテロリストと直接対峙し、彼らの極秘集会などに参加する様子も収められている。
ビンラディンらが暗躍する中、更にその影で多くのテロリストを牛耳り、イラク国内でも恐れられていたザルカウィが、米軍を掃討するための自爆テロや、奇襲攻撃を行う様子が、双方の視点から見られる。
自爆テロに向かうテロリストの出発する際の儀式の様子や、人質の斬首や銃殺などの処刑がモザイクなしで描写されている。
戦争がもたらす悲劇の全てを凝縮したような作品です。