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アパッチの怒りのlastpanzerのレビュー・感想・評価

アパッチの怒り(1954年製作の映画)
3.5
白人との共生を目指すアパッチ族長ターザ(ロック・ハドソン)は白人、抗戦派のジェロニモ、アパッチ族内の抗戦派との板挟みにあい苦悩するが…

先住民を全編主役にした、製作当時(1954年)珍しい?西部劇。

セリフのある先住民役は全て白人・英語な点や、白人側との友好を望むインディアン=良い先住民、敵対側=悪い先住民という図式は、現代から見るとネックではあるが、当時としては先住民側を差別的には描いていない部類と思う。(ドイツ人であるダグラス・サーク監督という点も、中立性を持たせている)

公開時は立体(3D)映画だったのか、アクション(画面に向かって飛ぶ、刺す)に迫力があった。

画質が良いため、弓矢のピアノ線が見える箇所があるのはご愛嬌。
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