kirito

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3のkiritoのレビュー・感想・評価

4.0
【「未来」は「過去」となり、そしてまた新しい「未来」がはじまる】

「やあ!皆さん。
走行中は顔や手を外に出したり、立ち上がったりしないでください~
メガネや帽子なんかも飛ばされないよう、はいはい、気を付けてくださいよ~
さあ!西部一の暴れん坊、マイントレインの出発でぇ~す!!!」

ウヒョォォォォォww
これ書いたらもう行きたくなってきたよw(*゚▽゚*)w


この言葉最早聞き飽きたよ。という方も多いでしょう。
そう、某所にある夢の国の中のアトラクションの一つに乗車したときに流れてくるやつですね?


本レビューの冒頭がなぜこれからなのかというと、私が「無類の」夢の国信者であることは置いといて、このアトラクションの時代背景が若干関係するからである。

時は1848年。
カリフォルニア州においてある人物が川の中にキラキラと光るものを発見した。
そう砂金である。
この発見を皮切りに、世はいわゆる「ゴールドラッシュ」時代を迎える。

上記アトラクションはゴールドラッシュが過ぎた1880年代の廃鉱を舞台にトロッコで急上昇・急降下・急旋回しながら駆け巡るという設定なのである。
その証拠にライド中に通る線路の近くにある小屋からは人の声が聞こえてくるのです。
彼らは一攫千金の夢を捨てきれてないのでしょうね。

………………………………………………

冒頭が長いよ。
今回は、2の続きです。
1885年に飛ばされたドクを探すため、マーティがカウボーイ時代にタイムスリップするのである。


そう。この時代!
あれ?
確か…ドクが故障したデロリアン(訂正)を隠したのは・・・そう「炭鉱」なんですよ!!
ほら?ちゃんと時代が繋がっているでしょ?


しかし、この時代って映像で見る分にはすごく好きなんですよね。

あの荒くれ者たちがいるバーなんてちょっと入ってみたいと思いません?(´∀`)
ハリソンフォードとかダニエルクレイグもいるかも!←わかる人にはわかるw

生き抜くことは不可能だと思いますがw
なんなら早打ち勝負もしてみたいヽ(・∀・)ノ


そして個人的には
西部時代?に使われる音楽が大好きなんですよ。あれってなんのジャンルなんですか?
検索してもいまいちわからなかった。


全体としては……
話をうまく落ち着かせたといったところでしょうか。
私の中では3は前2作に比べると若干落ちた印象です。
ドキドキ感が少し足りなかった。

しかし、ドクがまさか恋に落ちるとは・・・

……………………………………

最後にドクは言ってましたね
白紙でいいんだ。2人で未来を作っていくんだ。と


思えば未来ってどこから先をいうんでしょうか?
10年後?1年後?1ヵ月後?1週間後?1日後?1時間後?1分後?1秒後?
今を基準とするならば少しでも先は未来なんでしょう。
でもその少しはあっという間に過去になる。


皆さんは30年後どんな未来を想像しますか?
流石に空飛ぶ車はあるかな? 
ジャービス(トニースターク製)は完成されてる?
映画館はどうなってるんだろう?

そして、同時にこう考えるはず・・・

「30年後の自分は一体何をしている?」
のかと…

今、何歳だとしてもきっとみんな白い紙を持っている。
その紙にこれから何を描いていきますか?

夢を捨てずに、彼らのように一攫千金を狙うのも良いでしょう。

全て選択をするのは「誰か」ではなく「自分」。
一度立ち止まって考えてみるのもいいかもしれませんね。

2015.10.21
kirito

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