このレビューはネタバレを含みます
伝説の3部作の完結編にして、すべての伏線の回収。そしてBTTF屈指の人気を誇るドクの物語。
個人的には3作目として綺麗にホップ・ステップ・ジャンプができていたと感じた。
雰囲気を大きく変えて、今作は西部開拓時代の雰囲気やドクとクララのラブロマンスに焦点を当てたもののとなっている。
タイムトラベルが主題であり、こうした過去や未来の雰囲気を味わえるのもやはり良い、また前作を見て愛着が湧いているドクの恋愛は、見ているだけでついニヤニヤしてしまい応援する気持ちになる。
前作の本のためのアクションシーンよりもそれぞれが愛する人を追いかける機関車のシーンは派手で面白い。
そして最後のマーティのジェニファーとの再会、良くない癖の克服。解雇を告げるFAXが白紙になり、ドクが「未来は白紙、自分で切り開くものだ」と告げ飛び立つエンディングはまさに大団円。
単体作品でみたらpart1は素晴らしいが、3作目としてこれ以上の作品を見たことがない。