疾走感と爽快感と解放感に溢れた大円団の快作。クライマックスに近づくにつれて、終わってほしくない、と心が叫んでいた。
見終わった後、まるで自分が時を超えて、マーティとドクと大冒険をしたかのような恍惚とした幸福感と満足感と疲労感を味わった。
そして、彼らともう会えないのだという寂しさも。
少年時代にバック・トゥー・ザ・フューチャーシリーズと出会えたのは、大人になっても色褪せることの無い財産だ。
息子たちにとっては、それがアベンジャーズ エンドゲーム になったよう。
そして、未来の子供達にはどんな映画が現れるのだろう。
映画は世代を超えて、永遠に輪廻するロマンだ。