＃94 フレンチ・ハングオーバー
フランス人の若者一行がメンバーの父親の経営するブラジルのリゾートホテルに旅行＆プロポーズに向かい滞在先でトラブルが大量発生するＰＯＶ形式のコメディ映画。
◆良い点/注目ポイント
・冒頭コメディネタが滑りまくっていて不安でしたが密林でジャガーと遭遇したあたりからコメディの質が上がってきました。一番の笑いのツボはナマケモノのスカイダイビングシーン。
・洞窟で岩にはまったCAの腕を切るかどうかの押し問答も『127時間』からのアイデア。
・ビーチの土産物屋で知り合ったセクシー美女2人組や現地人食い族の首長のそばに居る女性など目の保養ポイントがあります。首長の妻との【シャシャウン】のテンションの急降下は同情しました。
◆改善点
・原題が『BABYSITTING2』なのにナンバリングを削った邦題により前作を見ずに鑑賞。『ワイスピ』や『ミッションインポッシブル』のように話がスッ飛んでシリーズ視聴完走が頓挫する邦題テロが今回も発生。
・伏線回収のスパンが短すぎて笑いがものすごくストレートです。
◆総括
・個人的には『ハングオーバー』の笑いの方が好きですがハリウッド映画とフランス映画の笑いのツボの違いが判り勉強になりました。
-2020年 94本目-
