鍋レモン

曇天に笑うの鍋レモンのレビュー・感想・評価

曇天に笑う(2018年製作の映画)
2.9
⚪概要とあらすじ
テレビアニメや舞台も人気を博す、唐々煙のコミックを実写化したアクションアドベンチャー。

明治維新後の滋賀県大津。曇神社を継ぐ曇家の3兄弟である天火(福士蒼汰)、空丸、宙太郎は、300年に1度出現し人々に厄災をもたらすという大蛇の復活を阻止しようと立ち上がる。その一方で、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊である犲も、日本に混乱を起こさないようにと大蛇の力を封印するために動きだす。だが、明治政府転覆をもくろむ忍者集団・風魔一族が、大蛇の力を使おうと暗躍。曇家3兄弟、犲、風魔一族の激しい三つどもえの戦いが展開することになるが...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“笑え。運命なんて、バカ野郎だ。”

「ここじゃ俺が掟だ」

⚪感想
実写化作品。

高校生の時にサークルの友人が『曇天に笑う』が好きで、それをきっかけに私も漫画を読んだ気がする。アニメも観たような。

その時の人気俳優と言うよりかは原作のイラストを少し重視した配役で良かった。特に福士蒼汰さんと桐山漣さんが雰囲気とキャラクターがあっていて好き。
他にも古川雄輝さんや小関裕太さん、大東駿介さん、中山優馬さん、東山紀之さん、池田純矢さんが。

舞台版では玉城裕規さんが天火役なのが気になる。

映画化するなら前後編でもいいくらいな気がするけど1作だけで語りきり、なおかつ1時間半くらいなのが凄い。
なので内容としてはかなり超特急。
軽く漫画と内容が違うような気はする。

一番見所であるはずのアクションシーンが一番観ていてダルい。

曇兄弟の衣装の色味は原作同様素敵でヒラヒラしていてかっこよかった。
原作は髪の毛めちゃくちゃ難しいけど上手い具合になっていた。

福士蒼汰さんは細いけどしまった体つきで背中がめちゃくちゃ綺麗。鉄扇での殺陣も美しかった。
ニカッやハハハッって笑わせると最強の爽やかさ。

桐山漣さんは目線の優しさだったり、白髪でも似合ってしまう顔立ちで観ていて幸せだった。

平均スコア2.8はなかなか低いけど、妥当かも。



⚪以下ネタバレ



白子が実は風魔小太郎の双子の兄っていうのが面白い。
天火の両親を二人で殺したっていうのは極悪。天火が「言い訳をしろ」というも何も言わない白子はやっぱり裏切り者なんだけどそれはそれで強い精神と思いを持った人なんだろうなと。

以下ストーリー。
300年に1度出現し人々に厄災をもたらすという大蛇の復活。曇家の空丸が器になる。また、曇家に住んでいた白子が裏切り空丸を連れ去る。天火が空丸を助けに行くも危うく。そんな時、犲が駆けつける。無事空丸を助け、大蛇を倒す。白子はその過程で自分で死を選ぶ。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞。
鍋レモン

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