はま

エンジェル 哀しき復讐者のはまのレビュー・感想・評価

エンジェル 哀しき復讐者(2014年製作の映画)
1.4
父「準新作が半額だった」
私「おっ」
父「バットマンvsスーパーマンと」
私「(なんだ…)…と?」
父「これだ」

ということで、父がパッケージ裏のあらすじだけで判断して借りてきた一作。
正直ひどかったです。

「ショーン・ビーンが出てるぞ!」という言葉に釣られて一緒に見てしまいましたが、パッケージからプンプン臭うB級アクション映画臭…とは全く違う静かなドラマで(!)私どころか借りてきた父本人も頭を抱えておりました。結構なパッケージ詐欺だと思います。

個人的にはショーンが出てるので遅かれ早かれ見ることにはなったと思うので(笑)、別に時間の無駄とまでは思わなかったですが、終始「はよ終わらんかな」とは思ってました。ショーンはかっこよかったです。

そもそも意味が分からないところが多すぎるんですよ。主人公の少女が自らドラッグの運び屋として名乗りを挙げるところから徐々に物語が進み始めるんですが、その時点で「なぜ?なに?」がたくさん。
人間関係も深いところはハッキリ分からないし心情は読めないし何を思って行動してるかも分からないし…なので、終始主人公がやってることを眺めて終わる90分。他人事です。

悪い意味で「先が気になる」映画でした。このあと一体どうなってしまうんだ…!っていうワクワクじゃなくて「( ´・∀・` )…???何これ話が読めない」っていう気になる。だから結末を迎えたところで「( ´・∀・` )…へー」って感じ←
私だけが理解してないのかと思って「ごめんよく分かんない」って言ったら父も「うん」って言ってたので安心しました(?)

チェスに例えてモノローグを入れてるのは理解できるんですよ!ただ!活かせてない!気がする!
なぜなのか。なんなのか。色んな意味で疑問が残りまくる今作。なぜアビゲイルちゃんは主演を務めてしまったのか。なぜショーンは悪役ばかりなのか。

死ぬほど退屈な人はどうぞ。90分ですら長く感じる一本です。
はま

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