あきしげ

バトルスティールのあきしげのレビュー・感想・評価

バトルスティール(2016年製作の映画)
1.0
近未来が舞台だけど現代と大差なく。
ちょっとだけ技術が進んでいる程度。

本題となる生物化学兵器計画は大雑把すぎる。
どういう仕組みで動いているのか分からない。
説明しているようでちゃんと説明していない。

物語の中核がハッキリしないので、
クライマックスでワケが分からず、
目的は止める事だけど曖昧すぎる。

ずっと宙に足が浮いている感じであり、
見せ場である装置の停止も呆気なくて、
悪役が主人公の関係ないところで死ぬ。

何がしたいのか分からない作品。
製作費がないからごましている。
そのごまかしも中途半端すぎる。

主人公を演じたジョニー・メスナーだが、
年老いたポール・ウォーカーに見えるも、
曲者揃いの出演者では印象に残りません。

悪役のトム・サイズモア。
彼の為に作った作品です。
彼に演説させる為の作品。
それだけで作った感じだ。

インテリ役のミッキー・ローク。
もう顔が前と違うから分からん。
太ったヴァル・キルマーっぽい。

ハッカーのジョン・フー。
ハッカーなのにカンフー。
もうワケが分かりません。

邦題は強引すぎる。
ほぼ関係ないです。

タイトルからアクション映画だと思えば、
実はほとんどが会話劇のショボイ近未来。
あまりにも退屈だから途中で寝てしまう。
あきしげ

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