映画というよりドキュメンタリーで、ビートルズファンからしたら全て周知の話で、もはやどういう視点で再構成するかだけの話。ただ、映像は恐ろしく美しく、中学生の頃に必死になって観に行ってたフィルムコンサートの劣悪な映像は何だったんだろう。時代的にあれしか残ってなかったと思っていたのに、発掘したのか修復したのか。とはいえルーフトップ・コンサートの映像は直近の「ゲット・バック」をみたら更に次元が違うわけで、出し惜しみしないでほしい。劇場公開版は各国で編集が違うらしく、浅井慎平が延々と語るのが安っぽくて嫌だったけど、パッケージでは短くて安心した。公開時のボーナス映像のシェアスタジアムは劇的に美しいので、ワシントンD.C.ともに是非パッケージ化してほしい。しかし、5万人で100Wのアンプってなめとる笑。
