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ぼくと魔法の言葉たちのvenom9のレビュー・感想・評価

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)
3.8
話すことができなくなってしまった自閉症の少年がディズニー映画をきっかけに言葉を取り戻し成長していく話。ドキュメンタリーです。
いわゆる「いい話」ですが、「感動させよう」「涙を誘おう」といった邪念が感じられず、主人公とその周辺人物を淡々と捉えるのでフラットな気持ちで向き合えます。
終盤、主人公がひとりぐらしを始める下りなどはもう親の気持ちです。心配だし、一方でよくぞここまで成長した、と。
本作、ディズニー全面協力とのことで、おそらく制作資金提供もあるんでしょうね。企業イメージ戦略としてかなり上手ですが、もちろん本作企画や主人公の姿に強く惹かれるものがあったのでしょうね。
(2023年1月 PrimeVideoで鑑賞)
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