高橋早苗

ぼくと魔法の言葉たちの高橋早苗のレビュー・感想・評価

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)
4.0
言葉をなくした彼が
言葉を得るまでの間の
彼の頭の中を見るような感覚。

非言語に生きる人ほど
感じるものがある

…ずっと無言だった息子の口から
ディズニー・アニメのセリフが飛び出した時の
パパのうろたえようが泣ける(T ^ T)


オーウェンが一度失い
得た言葉は
彼なりの自由への道

だけどね、彼が
「脇役たちの守護者」となるのは
彼自身が、彼のままで
“主役を張る”からなのよね
脇役だって、それぞれ主役。

オーウェンが紡いだ物語「迷子の脇役たちの国」が
見事なアニメーションになって劇中にも登場します
彼の世界をよく表している

音楽も素敵です。
新しい時代の「ファンタジア」を見るようだわ♪
高橋早苗

高橋早苗