U-NEXT1ヶ月無料体験も終わりに近づいたので、短編鑑賞も大詰めに...。
勝手にショートフィルムフェスティバル in 自宅！！
男がベンチに座って本を読んでいると、ドイツ人の女が泣きながら座ってきた。
電話に怒号を浴びせる女は、どうやら彼氏とケンカをした様子。
男が女にティッシュを差し出すと、彼女は彼を気に入ったのか、猛アタック。
結局、男は観光案内をすることに...。
まず、序盤。
登場一発目から、｢ass h*le｣を連発する女性のインパクトもスゴかったですが(笑)、ベンチだけ映した ほぼ固定視点の映像でも観るものを惹き付けていた点が良かったです！
アンジャッシュさんのネタの様に、言語の違う二人の噛み合わない様子が、とても愛らしく、そのあとタイトルが出るタイミングにも、心を鷲掴みにされました。
途中、二人がタワーレコードで好きな映画を出し合うシーンがあるのですが、ここは｢(500)日のサマー｣のカップルがレコード店で楽しそうにしているシーンに似ていて、微笑ましかったです。
(ちなみに、彼らは｢U2/魂の叫び｣、｢ビフォアサンライズ｣、｢エレファントマン｣を選んでましたよ...。)
ラストのインパクトが弱すぎた感は否めなかったですが、彼ら二人にとって、これからも忘れることができないであろう一日を切り取った点は良かったです！
その点、短編で描く題材としてもピッタリだったのではないでしょうか。
"言語の違う"二人、
ラストシーンで男は彼女にどんな言葉を伝えるのか？
人と人とのふれあい、その温かさを実感できる素敵な作品でした。
