韓国の悪魔祓いシリーズ。
パクソの『使者』より現実的なストーリー。
キム・ユンソクとカン・ドンウォンのペアが悪魔祓いを執り行う神父と助手。ひき逃げ事故をきっかけに悪魔に取り憑かれた女子高生をパク・ソダムちゃんが演じる。
(主なテーマ)
・悪魔祓いなんてする必要あんの?
・やるなら助手いるよね、誰にする?
・悪魔よ、取り憑いた理由を述べよ
小難しい事は一切ありません。
ですが相手がなんせ悪魔なんで、上手く退治できるかな…あれ、どうした?何か問題あった?ちょっとあんたちゃんとやりなよ!などと、小さな山あり谷ありです。
パク・ソダムちゃんの取り憑かれっぷりにも注目ですが、「少しだけ人を小馬鹿にして、世の中を斜めに見てるはみ出し者。だけど適材適所で実力発揮カン・ドンウォン」っていう私の大好物キャラにニヤニヤ。あの方は少しポンコツ味があるだけで格段に存在感増。
しかも儀式の一環で宗教的な歌を歌うのですが、儚さはらんだ不安定な歌唱が場を盛り上げ(若干笑いそうになるも)、小さく音程がブレるその曲が何だかんだとエンディングテーマになっており、聴きながらエンドロールを観る流れ。なぜだか「いやあ、おつかれおつかれ。悪魔手強いわやっぱ」とやりきった感すら感じます。
しかしながら何が面白いのかは、さっぱり解らない作品でした…アーメン。