マツモトタクシー

地獄に堕ちた野郎どものマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

地獄に堕ちた野郎ども(2015年製作の映画)
4.2
英国パンクの3大バンド
ピストルズ、クラッシュ、ダムド
後はストラングラーズ、ジャムを加えて5大バンドと言う人もいます🎵


今回は世界で最初のパンクのEP「ニュー・ローズ」を発売した今も現役バンドの「The Damned」のドキュメンタリー


昔、故郷で「エルヴィス・プレスリー」のコレクターの知り合いがいてその人からニュー・ローズのオリジナルEP買ってくれないかと言われて購入しました💿
今から考えると本物だったのかどうか。。😅


余談ですがその知り合いはかなり変わっていてエルヴィスの日本有数のコレクターで有ると共にこの作品でもインタビューで登場する元ジェネレーションXの「ビリー・アイドル」の熱狂的ファンでも有り日本の「SION」のファンでもあって特に自主制作で作った「新宿の片隅で」は他の人に聞かしたくないといって同じレコードをコツコツと集めて何十枚も持っていました。。😅
自主版なので千枚有るのかな全部集めたいといっていたけど。。
今も集めてるんだろうか。。


世界で初めてパンクのEPやLPを最初に発売したにも関わらずピストルズやクラッシュに比べると知名度が格段に低い

何故知名度が低いのか?商業的に成功していないのか?その謎を探るべく「モータ・ヘッド」のレミーのドキュメンタリーも手掛けたウェス・オーショスキー監督が何年もバンドに密着して撮られた作品

内部分裂やメンバー間の確執、出入りの激しさ、パンクに拘らない曲調の変化など様々な問題も赤裸々に綴っている
特にオリジナルメンバーが2人づつに別れていたとは。。
最初はベースで後にギターになる赤いベレー帽がトレードマークのキャプテン・センシブルがずっとリーダーで他のメンバーが入れ換わっているのだとばかり思っていた😅
失礼ながら初めて知ることばかりで興味深かった👀‼️

各メンバーの確執もお互いの視点から話しているのが画期的で凄いし面白いなと思う
アイツが出演するなら協力しないになるのが普通だが😅笑
みんなクセあるのがよく分かるし何と無く売れないのも分かった😁

でもファーストアルバムは大好きなニック・ロウがプロデュースしたこともあって今でも聞き返します☺️
「ニート・ニート・ニート」はニック・ロウとデイヴ・エドモンズがやっていたバンド「ロックパイル」の「ハート・オブ・シティ」が参考にされてると思います🎵



キャプテンの言葉

精神年齢は16、7才のままさ
だから昇進を気にしたり
住宅ローンで悩むこともない
俺はこんな感じで中途半端に生きてる

還暦を迎えたパンカー❗
愛すべきロクデナシども😃