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ある現代の女子学生のROYのレビュー・感想・評価

ある現代の女子学生(1966年製作の映画)
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■ABOUT
パリ大学で科学研究をする女子学生の日常を描いた記録映画。研究所での女性の地位や、戦後からの女子学生数の変遷、女子学生の習慣など、大学で学ぶ女性についてつづる。(『MAU M&L』より抜粋)

■NOTES
「女子学生の地位は1960年代に大きく変化した。劇中では、オルセーにある大学の理系学部に通うデニス・バスデバンさんが取り上げられている」(『tënk』https://www.tenk.fr/les-films-de-eric-rohmer/une-etudiante-d-aujourd-hui.html より抜粋/翻訳)

「ブリーフケースや本を手にした女性たちが、急いで通り過ぎていく。このようなシーンは、ナレーターが指摘しているように、フランスの学生の43%が女性であることを物語っている。この映画は、若い学生たちが講堂に入り、研究室へ入り、夜になると夫と子供の元へと帰っていく姿を捉えている。かつては例外的だったことが、ごく普通のことになった。この事実を提示するこの映画は、当時の政治映画よりも過激かもしれない」(「ヴェネツィア国際映画祭」https://www.viennale.at/en/films/tudiante-daujourdhui より抜粋/翻訳)

1800本目/今年の382本目
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