KotaroKinoshita

過激派オペラのKotaroKinoshitaのレビュー・感想・評価

過激派オペラ(2016年製作の映画)
2.9
冒頭で園子温からの影響を高らかに表明しているのが致命的にダサいが、本編では俳優(女優)の演出にしっかり「江本純子」を記名した。
ただ、当然ながら映画監督としては素人なわけで、演出は不安定。それをカバーするほどのスタッフワークも見られなかった。
映画にしかできない演出とは何か、映画にしか捉えられない肉体とは何か、江本純子が改めて見つめ直す時間があれば秀作になり得たかもしれない。

路上での放水と町中での大喧嘩の場面はよかった。


演出0.5
人間0.7
構成0.5
驚き0.6
趣味0.6


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬新さ、意外さ
趣味=個人的な好き嫌いの印象