「パイレーツオブカリビアン」シリーズのゴアヴァービンスキー監督が手掛けたゴシックホラー。
人里離れた療養所を舞台にしており、古城や大自然の風景がとても綺麗で映像美が堪能できるホラーになっています。
療養所内のセットも作り込まれているし、そこらのホラーの数十倍はお金かけてます。
ただ、長い。１４０分も使う内容では無いです。途中少しダレてしまいました。
そしてあまり怖くないです。大量のウナギを使った気色悪いシーンや歯医者恐怖症にはトラウマ必至のシーンなど見応えはありますが、ビジュアル重視で話自体は陳腐な印象。
できればうな重食べながらみるのをオススメします。
それにしても主演のデインデハーンは病んだ役が似合いますね(目の下のクマが原因か？)
ちなみにこの映画、全米公開時に大コケしてしまったようですが、同じように大コケしたギレルモデルトロ監督の「クリムゾンピーク」を彷彿とさせる作品でした。
やっぱりホラー映画って映像が綺麗だったり金掛ければ良いってもんじゃないんだなーと実感。
