ポール・トーマス・アンダーソン監督作品で35ミリフィルムだからか、PTAが日本の映画館にもフィルムを送り付けたからなのか何故かここにあったので感想です。
レディオヘッドのフロントマンであるトム・E・ヨークがフラフラと歩き彷徨い病院、託児所、家、海を通り抜けて行く。
そしてトムが辿り着いた場所とは…
この作品を紐解くには歌詞と最近のトムの家庭事情を知る必要があると思います。
昨年のサマーソニック2015でトムはアトムス・フォー・ピースというバンドで来日する前日に大学時代からお付き合いされてた奥様と離婚されたのでした。
曲の歌詞はネットに転がっているので調べて欲しいのですが曲の最後の呻き声のような呪文のような音が聞こえてきますが歌詞カードにはEfil ym fo flaHと書いてあるそう。
逆から読んだらHalf Of My Lifeとなる。
トムは47だから正しく人生の半分は奥様といた訳です。
さて、PVのトムが彷徨い通り過ぎていく場所はどこでしょうか。
かつて彼がいた、彼の家族がいた場所に思えます。
最後に1人で帰る場所は外から見るとトムは凍え死にそうだけど今は安心して眠れるようになったと思えます。
さてレディオヘッドは現在day dreamingが収録された新作を引っ提げてワールドツアー中あのCreepも頻繁に演奏されています。
Creepの歌詞はどんなだったか？
やはりトムのプライベートと重ねられずにはいられませんね。
色々書きましたが…ここからが重要なのですがこのPVがよく分からなかろうが、トムの家庭事情なんて知らんがな！でもいいんです。
この曲が圧倒的に素晴らしいので是非大きな音で聴いて下さい！
