半開きの片目。覚束ない奇妙な歩き方。
お世辞でも決して気持ち良いと言えない不安を呼ぶ顔。
もう、職質レベル。
鬱を帯びた輪郭の奇妙さと、王道のPTA光彩に安楽と刹那を覚え、呼吸は深くなる。
それらが、空虚を埋めるなんて。
ノブに手を伸ばして「扉」を開き、歩き続けるという構え。
死ぬまで生き続ける透明な強い目との邂逅に心を掴まれ、
点滴するみたいに、ゆっくりポタポタ、見て聴く。
サマソニでは、weezerって決めてたけど、悲痛で空虚なトムに心変わりしそう。
どんな艱難辛苦があろうが生きる、を見せられ。