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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのupdownthemovieのレビュー・感想・評価

3.8
全体として美しい。まるでベルトリッチのようだ。よく知らないが。

不協和音を入れて怖さを煽るところはあまりにもよくある普通の手法で、この映画の他の凝りに凝った要素(映像美、カメラアングル、完璧なロケーション、こだわりの小道具、ライティング)と比較すると少し安易なのでは?とも思ってしまったが、聖なる鹿の場合はストーリーがストーリーで謎の展開なので、怖がるタイミングを視聴者にきちんと教えてくれていてちょうど良い塩梅のエンタメになってる気がする。もし音の挿入が無ければ、置いてけぼりを喰らってしまっていたかもしれない。

観やすさとアートっぽさのバランスが絶妙。

ニコール・キッドマンの手の動きは少し早すぎると思う。

次はロブスターを観ます。
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