漆黒堂本舗

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアの漆黒堂本舗のレビュー・感想・評価

3.4
なんかすみません。
自分、何ひとつ理解できないまま観終わりました。
訳わからん緊張感の連続で前半だけで疲労困憊した為、後半は2〜3回寝てしまったし。

そもそも元になった神話『アウリスのイーピゲネイア』って何?
同害報復?等価交換?
何もしなければ家族全員死に、ひとりを生贄に差し出せば二人は生き残る...って、しかもこのルールだとどう転んでもパパだけは助かるんだから等価ですらないよね?
知ってか知らずか、みんな自分だけ助かりたいから媚びたり命乞いする辺りは実に胸糞。

あれでマーティンの気は収まったんですかね?
いや、マーティンのママの気が、かな?
最初は家族を失う痛みを死ぬまで味あわせたいからスティーブンだけ生き残らせようしてるんだと思ったけど、違うよね。
マーティンのママは単に医者で金持ちで手が綺麗な男が欲しかったんだと思う。 だから一家に呪いをかけたのでは?

それにしても、何?あのロシアン・ルーレット。あれを観て、微塵も笑えなかった『ロブスター』思い出しました。
大事な家族を運頼みで殺すの?なんだかなぁ~