このレビューはネタバレを含みます
観た。
やっぱり嫌い、ヨルゴス・ランティモス。
でもこれも強い映画だな…
なんかあまり長く書きたくないけど。
とにかく父親(コリン・ファレル)の最後の選択方法が最悪。これをさせるか?
冒頭もいきなり心臓手術のヨリ。こんなの映画館で何も知らずに観させれたら、腹立つよな。他の作品観ても思ったんだけど、奇抜な演出をすれば面白い映画になる、と思っている映画学校の学生がそのまま大きくなってしっかりと本物の実力をつけてしまった映画監督というか。
ニコール・キッドマンに手淫させた、とか楽しんでそう。人物像知らんけど。
バリー・コーガンの怪演のおかげで、映画はずっと緊張感のある状態で続いていく。この後、「saltburn」に選ばれたのもよく分かる。というか、ソルトバーンがまんまの役過ぎないか、特に前半。
パスタの食べ方は悪夢レベル。
家族の命を1人奪ったから、1人失う事で償う。それは分かったけど、結局なんでそうなったのか?それは説明しないまま。
全然好みじゃないけど、映画としてはとても強くて惹かれる不思議な作品。
ヨルゴス・ランティモス、監督