まじで幸いなことが一個もない
先生がもてなす度にマーティンは必ずなにかお返ししようとする。一見丁寧な子と見せかけて異常なほどの公平を好む性格が垣間見えるの怖すぎる。
先生の家族を皆殺しにするとかじゃなくて、先生自身が家族を1人選ばなきゃいけない(1人失った代わりに)のが悪魔的!残酷な復讐に見えてただ公平を期してるだけっていうのが、マーティンが無敵な理由。
この映画の真の胸糞ポイントがマーティンの復讐じゃないところが最高です。殺しておいて最後まで遺族に一度も謝罪しない父親、殺すなら子供だと提案する母親、親の欠陥に巻き込まれる子供たち、一見完璧に見える欠陥だらけの家族が制裁を受ける。